①技の説明
写真1のように順手で玉を持ち、逆手でけんを持って構え、玉を前に振り出して(写真2)、最後に写真3のように玉の穴にさす技です。
②持ち方・構え
写真1を参考にして下さい。玉の持ち方は親指と人差し指で玉の真ん中(赤道ライン)よりやや上をつまみます。それに中指、薬指を添えます。握り締めるのではなく、手と玉の間には少しすきまができるようにしましょう。
けんは、糸が出ている方が自分の方を向くようにしてください(反対にすると安定しません)。持つ場所はけんです。皿胴を持たないようにしましょう。けんの角度は、糸と一直線になるようにして下さい。
③成功のためのポイント
この技での最も重要なポイントは、けんを引く強さとタイミングです。
0)写真1のように構えてください。
1)ひざを曲げると同時に、けんを離します。けんを前に押し出そうとしてはいけません。
2)けんが写真2ぐらいの角度になったら、ゆっくり自分の方に引き寄せます。あまり強く引き寄せたりするとけんが回転してしまいます。何度も挑戦して、丁度良い力加減を覚えてください。
3)最後にひざを曲げてけんを受け取ります。玉を手で動かして、さしに行ってはいけません。